38, 〜オランダ人の年末年始の過ごし方〜
Hoi!
お正月感の全くない生活をしているkenです!
実は、生まれて初めて地元ではないところで年越しを迎えました。そこで今回はオランダ流の年末年始を紹介したいと思います!
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・基本は家族と
・ものすごい花火
・年末の食べ物編
・年始は1/2から
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・基本は家族と
オランダ人の友人は基本的にクリスマス同様、家族と過ごしている人が多いようでした。ここは日本と同じですね。留学生で、ヨーロッパ圏の学生も同じように実家に戻ってしまっている人が多く、まだ寮内が閑散としています。
・ものすごい花火
オランダで特徴的なのは、大晦日に尋常じゃない量の花火を打ち上げることです。中心部のダムスクエアはもちろん、寮の広場や各家の庭、さらには道路でも打ち上げており、間違いなく今までで一番カオスで危険な1日でした。あ、花火と言っても、日本のような「大玉打ち上げ花火」とかそういう類のものではなく、散発スタイルの以下の写真のようなものが多かったです。
ちなみに今年は1日で7700万円もの花火が売れ、大晦日で一番花火の売り上げを記録した年だった一方、自分の住む寮ではベランダが燃える火事があったり、花火のせいで毎年多くの怪我人が出ています。去年は二人が花火で亡くなったという記事もありました。
そもそもオランダでは、特定の日以外に花火を打ち上げること/販売することが禁止されています。大晦日、kings day、Scheveningenの花火大会の日のみ花火を打ち上げるのが許可されており、大晦日以外の二日は花火技師が打ち上げるようで、花火の販売すら年末の三日間以外は禁止されています。したがって、一般人が花火を楽しめるのは大晦日のみ、「オランダ人が本気を出して花火を楽しむ日」ということなのでしょう。一晩中どこからか花火の音が聞こえていて大騒ぎの1日でした(笑)。
詳しくは下の三つのリンクからどうぞ↓
https://nltimes.nl/2020/01/01/record-eu77-million-fireworks-sold-netherlands
https://nltimes.nl/2019/01/01/two-fireworks-deaths-multiple-wounded-netherlands-nye2018
Fireworks policy in the Netherlands - Wikipedia
・年末の食べ物編
オランダ人が大晦日と元旦の日にだけ食べるものには、olieballenという食べ物があります。穴のあいていないドーナツのようなもので、レーズンが入っているものもあります。
大晦日、近くのスーパーでこのolieballenを売るためだけのスペースが設けられていて販売員さんが忙しなくあっち行ったりこっち行ったりしており、いかにこれがオランダに浸透しているのかが窺い知れました。
1つ1€だったので買ってみたところ、まぁまぁ美味しい(笑)。味は見た目から想像のつく通りでした。少し脂っこかったのと、お腹にたまる感じがしたのでたくさんはいらないかな〜という感じです。
・年始は1/2から
オランダのお正月休みも三が日だと勝手に思っていましたが、今日1/2から多くの人が街に出ているようです。ビジネス街のZuidや近くのカフェなどにはすでに多くの人がいました。
自分も授業が6日からなのでそろそろ切り替えなくてはいけません。長かった休みのせいで頭がボケている気がします。
まとめ
というわけで今回はオランダの年末年始をレポートしました。
次からは少し趣向を変えて、自分の専門科目に近いトピックを扱っていきたいと思います!
それでは!
Dank u!