4, ーオランダの留学手続きー
Hoi!
地元の暑さで溶けそうなkenです!
今回は、オランダ留学が決まってから、必要だった手続きについて書いていきます!
※オランダ以外に留学する方にとっては当てはまらない点があると思います。ご容赦ください。
※また長めです🙇♂️
オランダ留学決定後のやり取り by 月ごと
4・5月
① 大学HPの作成
② ビザの申請
③ 寮の申請/決定
5・6月
④ 授業の申請
⑤ 保険加入
7月
⑥ 家の片付け
⑦ アポスティーユの申請
⑧ 現地の情報収集
⑨ Introduction Week のイベント登録
8月
⑩ 英語の勉強 & 最終準備
→→出発!
こんな感じで進めました。
以下はそれぞれの説明です!
~4・5月~
① 個人HPの作成& 色々なものを提出
まず、所属大学から「交換留学の審査に合格した」旨の連絡が来ます。そのメールに、その後どういう手順で手続きを行なっていくのかの流れが書いてあるのでよく読みましょう。ここはみんな同じです。
そのうち、向こうの大学からも連絡が来て、個人HPの作成をすることになります。そして英語のスコア、名前、パスポート番号などの情報を提出していきます。
ほとんどのものはスキャンをして、メールで送りました。直接郵送するものは無かったと思います。以下に、私が現地の大学に対して提出したものを列挙していきます。
・犯罪歴がないことを証明する書類
・出入国スタンプが押されているパスポートの全ページ
・英語スコア
・成績証明書
・学生カード用写真
※ここから〆切に追われる日が続いていくので覚悟しましょう。大学の授業と並行して準備しなくてはいけません。手続きの〆切がいつなのか、メモ帳やリマインダーに入れておくと便利です。
② ビザの申請 ~銀行の残高証明~
オランダの学生ビザは、なんと大学が全部やってくれます!ただ、本当にやることがないわけではありません。まず、ビザの申請料として€250(くらい)を払い、続いて「Financial Proof」を提出する必要がありました。
いくつか方法がある中で、私は銀行の「残高証明書」を提出することにしました。しかし、「残高証明書」がかなりの曲者で、何度も何度も銀行に通う羽目になり、非常に骨が折れました。
向こうの大学(というよりはオランダの移民管理局)が求めていた残高証明書は以下の通りです。
・英語で発行されていること
・口座に€10,800以上入っていること
・銀行のロゴの入った正式な書類であること
・口座番号や残高などをきちんと表記すること(ユーロか円のどちらでもよい)
・過去二ヶ月以内に発行されていること
・残高証明書に銀行の代表者かそれ相応の人による署名と印があること(Senior Managerはokだった)
・口座の種類(当座預金、普通預金など)が明示されていること、もしくは、海外からの引き出しに関して特に制限がないことを明記すること
・連絡先(電話番号、住所、メールアドレス)が含まれていること
これらの基準を全て含まないものは認めてもらえず、正直なところ、他の何よりも大変な手続きでした。
特に、箇条書きの下から3個は銀行の担当の方に無理を言ってしまい、散々ご迷惑をお掛けしました。最終的に、変更できたところとできなかったところがありましたが、大学の担当者とメールをしまくって、なんとかビザを手に入れました。対応してくれた行員の方と大学の担当者に感謝です。
ダメと言われても諦めず、忍耐強く交渉する力が身についた気がします。
③ 寮の申請/決定 ~信頼すべきは大学~
これも大学側が準備をしてくれました。最初に手数料として€200を払い、あとはネットで部屋タイプの希望を出し進めていく形です。
アムステルダムでは、住居を自分で探すのは無理だと言われています。部屋の需要過多のせいで、家賃が異常なくらい高くなってしまうそうです。
そのせいもあってか、最初に割り当てられた部屋が家賃€900/月の部屋でした。「そんなん払えるわけねぇだろ!」と思い、大学側に連絡し、他の部屋にしてもらえるよう交渉しました。すると、2週間くらい経って空きが出たらしく、無事に€400/月の部屋を手に入れることができました。
ここで言えることは、絶対に大学の寮で家探しをすること、大学に割り当てられた部屋でも条件によっては粘ってみること、です。
※やたら自分で探そうとするとscamming等の詐欺被害に遭いかねません。私も自分で探してみて、実際にapplyしましたが、胡散臭すぎる部屋の写真とメールの内容を見て辞めることにしました。ネットの情報を頼りにせず、信頼できるところを頼りましょう。
~5・6月~
④ 授業の申請 ~予備の授業探し~
これに関しては、予め決めておいた授業を申請すれば大丈夫なので比較的簡単です。それに沿って進めていけばいいのです。
もし、受けたい授業の許可がおりなかった、もしくは開講されなかった、というときのために、念の為、他の興味のある授業を探しておきましょう。現地に行って、初回の授業を受けて合わなかったときの保険にもなります。
⑤ 保険加入
所属する/行く大学によって種類は異なりますが、絶対に入らなければなりません。長期間行くので高く感じますが、何かがあってからでは遅いので忘れずに。
~7月~
⑥ 家の片付け
一人暮らしの人向けです。服の処分や家電の売却、電気・水道・ガスの解約、住所変更など、引越しにかかる全てが必要です。テスト期間と被らないよう、うまく調整しながらやるといいです。一年後に戻る予定があるなら、使う荷物は友達の家に分散させて置かせてもらうといいかもしれません。
⑦ 戸籍謄本のアポスティーユ申請 & 翻訳
煩わしかったもの第2位です。日本でいうところの「住民票」を、市役所に提出してくれってことです。ただ、日本語での情報がほとんどなく、全然わからず右往左往しました。
以下はオランダ・ロッテルダムに留学されていた方の、アポスティーユ申請に関する記事です。本当にわかりやすく解説されているので、これを読めば理解できると思います。
netherlandstudyabroad.hatenablog.com
※掲載許可いただきました。ありがとうございます!
オランダ当局が私たちに求めている内容も載せておきます。
これを読むと、学生はアポスティーユ付きの戸籍謄本の提出の必要はないのかもしれません。しかし、はっきりわからないのが現状です。ひとまず、必要そうなので持って行っておくのがいいでしょう。
私も先のブログの方と同じように、戸籍謄本取得→外務省にアポスティーユ申請→翻訳という手続きをしました。(翻訳費用は€80+郵送料)
(2020年1月追記)アムステルダム都市圏在住者はやらなくていいということがわかったので結局やってません!上の要件のところをよく読んでください!
しかし、これを知るのが遅かったせいで日本にいるうちに全ての手続きが終わらず、オランダの住居に戸籍謄本を送ってもらうことになってしまいました…!やはり、早め早めの準備が大事だなと思いました。
書いている時点ではそれらが無事に届いているかどうかわかりません。追って報告します。
⑧ 現地の情報収集 & たびレジ/在留届の登録
余裕がある時に現地の治安や空港からの電車の乗り方などを調べておくといいです。なんとなくの雰囲気がつかめるのと、だんだんと実感が湧いてきます。
また、外務省のたびレジ登録と在留届の提出は義務付けられています。現地のテロ情報や危険な目に遭わないようにするためのヒントが送られてきます。要チェックです。
⑨ Introduction Weekの登録
授業が始まるまでの間、留学生向けのイベントが企画されています。どういうイベントがいつ/どこであるのかの連絡が来るので、見逃さないようにしましょう。きっとここで友達ができると思うので、どんどん参加しようと思っています。
~8月~
⑩ 英語の勉強 & 最終準備
自戒を込めてですが、英語の勉強しなくてはなりません。2週間後には英語にどっぷり浸かる生活をしているので、自分が言いたいことは言えるようにしておいた方が、苦労は少ないはずです。頑張ります。
まとめ
オランダ留学の手続きに関してはこんな感じでした。
人によってはもっと必要な手続きがあるかもしれません。
参考にしてもらえると幸いです!
Dank u!