アムステルダム 交換留学生のブログ

留学ってどんなこと? オランダってどんな国? まちづくりに興味あるかも! っていう人向けのブログ

3, ー交換留学準備編ー

 

Hoi!

 

今回のトピックは本当に留学したい人向けの記事です。

 

交換留学の準備について、必要な手続きの流れと注意点を書きました!

興味がある方はぜひ読んでみてください!

 

※かなり長めです🙇‍♂️

 

 

 

・交換留学の手続き
①英語の勉強 & 語学試験の受験
②交換留学説明会への参加
③行きたい大学の選定
④親の説得 & 担当教員への相談
⑤留学志望書の提出 & 語学スコアの提出
⑥面接 in English
奨学金の申請

 

 

 

①英語の勉強 & 語学試験の受験

  ご存知の方もいると思いますが、交換留学には一定レベル以上の語学スコアが必要です。受け入れる側の大学が基準を設けており、具体的に言うと、TOEFL-iBTやIELTS、中国語検定をはじめその他言語の試験を受験し、〇〇点/〇級以上を取得する必要がある場合が多いです。

 

  日本でメジャーなTOEIC L&RやTOEFLーITPは、あまり使われない傾向にあります。また、必ずではありませんがアメリカではTOEFLーiBTが、イギリスではIELTSが好まれる傾向にあります。どちらでもよいという国も多いです。

 

  いずれにせよ、TOEFLーiBTやIELTSのスコアを取得するために、英語の勉強は欠かせません。これらのテストは4技能(Listening, Reading, Writing, Speaking) を受験する必要があり、多くの人がしている大学受験に向けた勉強では十分ではありません。参考書を買ったり、実際に受験したりしながら、個人的にコツコツと準備を進めていくようにしましょう。

 

  ※交換留学の語学スコアの基準は、応募する大学ごとに異なるので一概には言えません。私の所属する大学の協定校は、TOEFLーiBTなら70、IELTSならOverall 5.5以上のスコアを要求していました。

 

  ※PC式試験の方が得意ならTOEFLーiBT、紙の試験>PC式試験ならIELTSをオススメします。しかし、正直なところ、初回で目標スコアを取ることは難しい印象です。IELTSを4回も受験している友達を知っていますし、私も3回目でようやく目標のスコアに到達することができました。かなり費用がかかる点でも負担ですがここで諦めちゃダメです。粘りましょう。

 

②交換留学説明会への参加

  英語の勉強と並行して大学が主催する交換留学説明会に参加するといいです。留学に興味があるなら必ず一度は行って、具体的なイメージを持っておきましょう。留学から帰国した先輩の体験談の紹介等もあり、モチベーションが上がります。

 

③行きたい大学の選定

  学びたい内容とリンクさせられれば、どのように決めてもいいと思います。言語を学びたいからそれが母国語の国、この大学の先生の授業を受けたいからこの大学、アメリカがいいと思っていたからアメリカ…。理由は十人十色なので、ひとつでも多くの大学を視野に入れ、そこから徐々に絞っていくのがいいと思います。

 

  私は、地域→語学要件→大学の授業という順で調べました。以下の記事で書いていますので良かったらどうぞ。

 

studyinnetherlands.hatenablog.com

 

④親の説得 & 担当教員への相談

  これは間違いなく必要なステップです。自分の気持ちが決まっても、親の協力なしに手続きは進められません。どこに行くのか、どれくらい行きたいのか、費用はいくらくらいかかるのか、何をしてほしいのかなどをきちんと話しておきましょう。

 

  もう1人忘れてはいけない存在がいます。大学の担当教員です。交換留学の応募期間が始まる前に、必ず担当教員(専門でお世話になっている先生)に相談しておきましょう。自分が何を学びたくて留学するのか、どれくらいの期間行くのか、どこへ行くのか、帰国後はどうしていくべきかについてアドバイスをもらえます。

 

⑤留学志望書の提出 & 語学スコアの提出

  応募が始まったら、先ほどの相談した内容を基に必要書類を書きます。何を提出するかは所属大学によりますが、交換留学志望書は絶対に必要でしょう。留学決定に至った経緯、自分の専門と現地での専門、学びたいこと、将来どう活かすか…といったところを含んでいればおおよそ大丈夫だと思います。

 

  ただ、気をつけねばならないことがあります。それは、「現地で授業を受け、専門をさらに深く学ぶために留学に行く」という視点です。これは自分の失敗談ですが、留学したい気持ちだけが先行してしまい、本来の目的である学問的な理由を疎かにしてしまいました。

 

  大学側は、学生に専門科目をさらに深く学ぶチャンスを与えるのが交換留学の意義と考えており、それ以外なら自分で勝手にやれというスタンスです。その点を履き違えないように気を付けてください!ひとまず、書けたら担当教員や先輩に見せ、添削をしてもらうといいと思います。

 

  同時に、語学スコアの提出をせねばなりません。この時までに必ず語学スコアを揃えておくようにしましょう!

  

⑥面接 in English

  書類選考は余程のことがなければ通るようです。しかし、問題は面接です。挫折する多くの人はここです。私のように、志望書の書き直しからやり直す人もいます(笑)。

 

  簡単に、私が聞かれたことを箇条書きにしてみます。

  面接官は3名で、①留学関係のことを取り仕切る教授、②国際オフィスの教授、③法学部の教授でした。他の志望者に聞いてみると人によりけりでしたが、①の先生はだいたいの面接に関わっていたようです。面接は英語でした。

・30秒間自己紹介(名前、学部、専門、行きたい大学など)

・交換留学する学問的な理由(不十分だったのでかなりつつかれた)

・なぜオランダか

・今の専門科目を選んだ理由

・今の専門科目と現地で受ける授業の整合性

・オランダはEUの環境問題においてどのような立場を取っていくべきか

・今までの海外経験

・最後に日本語でのフィードバック

 

こんなところでした。一応、参考までに他の交換留学志望者が聞かれた内容も載せておきます。

・今の研究内容

・将来の展望(院進or就職)

・英語の能力が大丈夫かどうか

奨学金はどうするつもりか

・現在の成績が低いが現地では大丈夫か

 

ともかく、ほぼ必ず聞かれていたのは

・なぜその国がいいのか

・現地でどういう留学生活のビジョンを持っているのか

・海外経験

だったと思います。これらを中心に、他の質問も自分で考え、予め答えを作っておくと楽になります!

 

奨学金の申請

  これは所属大学によって大きく異なるので国際オフィスの担当の人に聞きに行きましょう。私の大学の交換留学の場合、制限はあれど多くの人が返還不要の奨学金を受け取れるようです。

 

  もしそれでも補うのが難しい場合は、一般財団法人や企業のもの、トビタテ留学JAPANに応募して補うといった方法があります。

 

  奨学金に関しては準備が全てです。留学が決まったらすぐに調べ、応募する可能性があるものはチェックしておくようにしましょう!

  

まとめ 

  だいぶ長くなってしまいました。留学には多くの準備と根気が必要だということをわかってもらえたかなと思います。

 

  わからないところ等あればコメントで対応します!!

  気軽にどうぞ!!

 

 

  Dank u!