アムステルダム 交換留学生のブログ

留学ってどんなこと? オランダってどんな国? まちづくりに興味あるかも! っていう人向けのブログ

29, 〜飾り窓地区とアムステルフェーンのマーケット〜

 

Hoi!

 

 

最近日本語で文章を書く力が落ちてきたような気がしてならないkenです!

 

 

さて、今日は

・飾り窓地区 -Red Light District-
・アムステルフェーンのマーケット

について書きます!

 

 

 

・売春合法エリア Red Light District

先日、遊びにきた友人と初めて足を踏み入れたのがこちら、オランダで最も有名なエリアの一つのRed Light Districtです。Red(赤い) Light(ライト) District(地区)という名前の通り、地域全体が赤やピンクでライトアップされています。

 

オランダでは売春が合法です。全国どこでもというわけではないようですが、このエリアは合法のエリアになっており、多くの観光客と、いわゆるそういう人たちで賑わいます。

 

実はこのエリアの歴史はかなり古く、なんと13世紀まで遡るそうです。過去にアムステルダムが貿易で栄えていたことと関連しているそうで、その影響を受けてこのエリアも発展してきたということです。詳しくは以下参照で。

tabinaka.co.jp

 

個人的な感想を言うと、かなりショッキングな光景でした。簡単に様子をその書くと、下着姿の女性が窓越しで店内に立っており、こちらを見つめてくる、そして男性はそれを見て品定めし、いざゆかんとばかりに入っていくというような感じです。そうした店が何軒もあり、そういうショーをやっている店や劇場も立て続けに並んでいました。

 

オランダに来てから3ヶ月経ったにもかかわらず、ずっと行ったことがなかったので「オランダってこういう国だったっけ??」と今までのイメージと違う側面を垣間見ました。歩いたのはほんの一部でしたが、寛容の国オランダの洗礼を受けたような気がします。

 

 

 

・アムステルフェーンのマーケット

こちらも先日の記事で書いたことではありますが、もっと詳しく掘り下げていきたいと思います。 

その時の記事はこちら↓ 

studyinnetherlands.hatenablog.com

 

Amstelveenには、Stadshartというショッピングセンターがあります。日本の箱型のショッピングセンターとは違い、平面的で横に長いタイプのショッピングセンターです。服を扱うお店やカフェ、HEMAというオランダ版無印良品のようなお店など多様なお店が入っています。

 

そこの一角にあるのがStadsplein、いわゆる中庭的なオープンスペースです。ここで毎週金曜日、朝の9時頃から夕方の16時頃までマーケットが開かれているんです。多くのお店が移動式販売車のような形態でお店を出しています。

 

そこ売られているものはだいたい以下の通りです。

  ・野菜

  ・パン&小さい菓子パン

  ・チーズ

  ・服/布団/カバン

  ・ソーセージ/ハム

  ・魚

  ・アジア系の軽食

 

特徴的なのものはオランダのスーパーではほとんど目にすることがない魚類です。ここでは豊富に扱っていて非常に驚きました。魚の生臭さを久しぶりに嗅いだ気がします。

 

そして、なんといってもきわめつけは刺身も売られていたことです!きっと日本人が多く住むエリアだからでしょう。店員さんが注文を聞いて日本語で「サシミ」と言っていて少し可愛かったです(笑)。

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そこで売られていたお魚たち

 

 

まとめ

という感じで、飾り窓地区とお気に入りになったアムステルフェーンのマーケットでした。

 

半年留学の友人はもう半分終わってしまったと嘆いていました。早すぎます。時間を大切にしていきたいです。

 

それでは!

 

Dan u!

 

 

28, 〜誕生日の祝い方と美味しいジャム〜

  

Hoi!

 

 

授業のリーディングに追われているkenです!目が疲れて読む気力がなくなったので気分転換に書いています!

 

 

今回は

・オランダ人のbirthday culture
・Appelstroop

について書きます!

 

 

 

オランダ人のbirthday!

「Hartelijk Gefeliciteerd!!」これはオランダ語で「誕生日おめでとう!」という意味です。

 

日本で誕生日といえば、プレゼントをもらったり、パーティを開いてもらって祝われることが一般的ですよね。しかし、こちらオランダでは真逆なんです。たしかに誕生日の人は祝ってもらえます。なぜか本人だけではなく家族まで祝ってもらえるレベルです。ですがプレゼントはもらわず、むしろあげる・パーティを主催するんです!

 

先日友人から聞いた話だと、誕生日は年に一度の大イベント。特に子どもを持つ親にとっては準備が非常に大変だそうで、招待状を書いたり、パーティ用の料理を作ったり、みんなが楽しめるイベントを考えたり、プレゼントを聞いて準備したり…。祝われてるのか祝ってるのかわからないって感じですね(笑)

 

自分も一度誕生日をお祝いしたことがあって、「おめでとう!」と言ったらケーキを差し出されたので「??」となっていましたが、説明してもらって納得しました。誕生日といえば祝ってもらう側になると思っていたので新鮮でした!

 

 

Appelstroop

パンに塗る美味しいジャムをずっと探していて、ついに見つけました!これです!

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Appelstroop!

 

名前はRinse Appelstroop。意味はリンゴシロップといったところです。実際はリンゴを濃縮したジャムで、見た目も味もミキプルーンに近いです。リンゴを長時間煮込むことでこの色と味にしているということです。お値段は1缶400gくらいで€1くらいだったのでとてもリーズナブルだと思います!

 

朝ごはん用のパンにappelstroopをぬって、チーズを挟んで食べるのがマイブームになっています!甘すぎなくてちょうどいい! 

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あまり写真映えはしませんがおいしいです

 

まとめ

誕生日の文化がここまで違っていたのには驚きました。

 

切り替えてまたリーディングを頑張ります!

 

それでは!

 

Dank u!

 

 

27, 日記 10/16〜

 

Hoi!

 

 

部屋のヒーターがつかなくて寒さに耐えているkenです!

 

 

10月後半にあったことをまとめて投稿します!

 

 

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・友達がきたpart2
・勉強ウィーーク
・Amstelveenの金曜マーケット
ラグビーW杯 vs南アフリカ
・パリ旅行
ハロウィーンパーティ!
・新しい授業

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・友達がきたpart2

先週に引き続き友達が遊びに来てくれました!日本語を勉強しているオランダ人と一緒に来てくれたので、一緒にビールを飲み、パンケーキを食べ、初めてRed Light Districtに足を踏み入れました。Red Light districtについてはまた別の記事で書きたいと思います。英語・日本語のミックスで話せてとても面白かったです。

 

そのとき偶然にも、ライデン大学の日本語会話クラブの先生を紹介してもらいました。前にも書いたかもしれませんが、VUには日本語学科やアジア学の授業がありません。日本語を学ぶ学生やアジアについて勉強している学生から、いろいろな見方を知っていきたいので、今日の授業後にライデンに行ってみます!

 

 

・勉強ウィーーク

前にも書いた通り、ずっとテスト勉強でした。早く結果が知りたいような、知りたくないような、、。ひたすら待っています。

 

 

・Amstelveenの金曜マーケット

Amstelveenにあるショッピングモールに行ったとき、大きなマーケットが開催されていました。調べてみると開催は毎週金曜日のみ、時間はだいたい9時〜16時頃とのことです。

 

パンやソーセージ、チーズなどとともに、魚類を扱うお店もかなり多く出ており、お願いすればお刺身用に切ってくれたりするそうです。日本人が多く住むエリアなのでこういうことをしてくれるらしいので今度買って寿司を作りたいです!

 

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お魚たち

 

ラグビーW杯 vs南アフリカ

現在日本で行われているラグビーW杯の決勝トーナメント、日本vs南アフリカの試合をスポーツバーに観に行きました。周りは南アフリカのファンばかりで非常にアウェーな状態でしたが、バー全体で盛り上がっていてとっってもエキサイティングなゲームでした!

 

 

・パリ旅行

テスト後の短い休みを利用して友達とパリに行ってきました!

 

やはりオランダとは人や街の雰囲気、建築様式が大きく違っていて歩いているだけでも感動しました。特にエッフェル塔を目の前にしたときは、小さいときから「いつか絶対に行きたい」と思っていたパリにいるんだと実感して、「今まで色々頑張ってほんとによかったな」と思い心にじんときました。

 

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夜のエッフェル塔

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オペラ座

 

ハロウィーンパーティ!

昨日はHalloweenということで、寮にあるバーでのHalloween partyに参加してきました!今まで会ったことのなかった人と仲良く話せ、友人の輪が広がりました!留学生・オランダ人学生かかわらず多くの人が仮装やフェイスペイントをしていて、何も準備していなかった自分が恥ずかしかったです(笑) 

 

 

・新しい授業

前のピリオドが終わったということは必然的に新しいピリオドが始まるということです。今ピリオドの授業は2つでそれぞれが現代都市についての授業です。今日もこれから授業…。自分の専門科目で、ドストライクで興味のある内容なのでしっかりリーディングなどの準備して授業に臨みたいと思います。フィールドワークもしないといけないので忙しくなると思いますが頑張ります!

 

 

 

まとめ

思ったより長くなってしまいました。それだけ多くのことがあったということにしておきましょう。

 

今後も時間を見つけてブログを更新していきたいと思います!

 

それでは!

 

Dank u!

 

26, 初めてのテスト!と思ったこと

 

Hoi! 

 

 

テスト勉強に忙しく、更新できていなかったので久しぶりのkenです!

 

 

今回は

・はじめてのテスト
・英語で勉強してみての感想

について書きたいと思います!

 

 

 

・テスト!!

今ピリオドに受けていたAmsterdam Historical Introductionという授業の期末テストがありました!

 

※そもそも、VUでは一学期を3タームに分け、ピリオドと呼んでいます。今回は1stピリオドが終わったので、今日から新しい授業が始まりました。

 

大きい問題が6つ、それぞれに付随する小さい問題が3つずつで計18問、制限時間は2時間のハンドライティングのテストでした。教科書を持ち込むことが出来ましたが、しっかり見て読んでいるような時間は無く、授業中に参照した地図の確認に使う程度。350ページ弱ある教科書からどこが出るのかとてつもなく心配していましたが、授業で扱ったところとフィールドワークで行った場所を中心に出されました。

 

なんとか埋められた…と信じたいです。あとはどれくらい英語のミスをしているかが気になるところ。まぁいずれにせよやれることはやったし、もう終わったことなので切り替えていきたいと思います(笑)。

 

 

・英語で勉強してみて

さて、テストに向けて黙々と英語で勉強をしてわけですが、あるときにふと思いました。

 

「これ、ネイティブだったらめちゃくちゃ簡単じゃね??ていうかネイティブだったら絶対落とさないよな??」

 

自意識過剰かもしれませんが、ちゃんと授業にはついていけていたと思っています。わからないところは質問しに行き、先生も丁寧に話してくれたので、「なにがなんだかわっかんね!」と思うことはほぼありませんでした。

 

しかしひとたびテスト勉強となると、ライティングスキル、ボキャブラリー、リーディングのスピード、Questionの奥にある答えを見る力、要点をまとめる能力…などなどが圧倒的に足りないことに気付きました。日本語だったら「これを書けばいいんだよな」と思ってスラスラ書けるようなことが英語になると上手くいかない、繋がるはずのヨコの知識が簡単に繋がらない、英語で思考するのに慣れておらずどんどんアイディアが飛んでいく…。

 

日本語で授業を受けているときには全く意識していなかった「答えを正確に言い表す力」や「何を答えとして要求しているのか見る力」というものの大切さを知りました。そうした点から、英語でテスト勉強をすることの難しさを痛感したのと、「ネイティブだったら…」という半分嫉妬、半分本音くらいの感情を抱きました。

 

 

まとめ

そんなわけでこっちに来て初めて受けたテストのまとめでした。

 

近いうちにまたオランダ語のテストがあるのでしっかり勉強していきたいと思います〜

 

それでは!

 

Dank u! 

 

 

25, -オランダが自転車大国な理由-

 

Hoi!

 

 

オランダに来てから初めてスタバに行ったkenです!

 

 

今回は

「なぜこんなに多くのオランダ人が自転車を使っているのか」

について考えてみたいと思います!

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーー

・オランダの自転車事情
・自転車大国の理由

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・オランダの自転車事情

簡単にオランダの自転車事情について説明します。

 

オランダには、1700万人の人口に対して、2300万台の自転車がある*と言われています。おそらくこの数字には、家で眠っているような、使われていない自転車も含まれていると思います。しかし、ざっくり見てみても国民がおよそ一人一台の自転車を保有していることになり、世界的に見ると、もっとも自転車保有率の高い国となります(以下参照、少し古い)。

図録▽自転車普及台数の国際比較

 

ちなみに、様々な側面から自転車の乗りやすい街をランキングで示したGlobal Bicycle Cities Index*によると、 オランダのユトレヒトが世界1位、アムステルダムが5位、日本でもっとも高い東京が24位となっています。オランダがいかに自転車に乗るのに優れた街であるか、なんとなくわかっていただけるかと思います。

Global Bicycle Cities Index 2019 | Coya

 

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オランダらしい風景

 

 

・自転車大国の理由

では、なぜオランダ人は自転車によく乗るのか。考えられる理由は4つです。

 

 ①土地が平坦

そうです、自転車に乗る際に障壁になるようなきつい坂や山がほぼないんです。そりゃ自転車も乗りやすいわけです。

 

そもそも土地面積の約1/4が海抜以下のオランダで、最も高い場所はオランダ南部に位置するVoolserbergの322m。日本の山々と比べるともはや丘です。アムステルダム周辺は近代以降に開拓された干拓地に位置するところが多いので、起伏も小さいうえ、坂らしい坂はほぼありません。

 

 ②自転車利用環境の整備

前にも書いたことがありますが、自転車専用道の整備や自転車信号の設置、駐輪場の数など、ハード面での整備も重要なカギでしょう。政策として自転車に乗りやすい環境を整えたこと、これが自転車の利用をさらに促進したと考えられます。

 

ちなみに、オランダの自転車専用道の総距離は35,000km以上*にもなるそうで、地球一周までもう少しってところです。日本の自転車道の統計が見つけられなかったので単純比較できないのが残念ですが、日本と比べて、市街であっても郊外であっても整備されている印象であり、自転車レーンがない道路はあまりみたことがありません。

https://www.hollandtradeandinvest.com/holland-information 

 

 ③国民性

オランダ人が自転車に乗る理由として、国民性も見逃せない要素であると考えられます。

 

一般的に、オランダ人は「表現がストレート、行動は合理的」と言われています。オランダ人の友達から聞いた話、授業などで聞いた話です。あまり良い具体例と根拠がなく、ざっくりしたことしか言えないのが申し訳ないですが、、、

 

ただ、確実に言えることは、自転車もこの「合理」さに合致する部分があるということです。例えば、歩くのより早いこと、初期投資(購入)だけで長期間利用できること、バスやトラムを待たずに済むので自分の時間を調節できることなどが挙げられます。

 

こうした点から、「合理的」と言われるオランダ人には自転車がピッタリだったと考えられるというわけです。

 

 ④公共交通機関が発達している

「なんで交通機関が発達していると自転車に乗る人が増えるの?逆じゃない?」という声が聞こえそうですが、ちゃんと理由があります。自宅→トラムの駅・鉄道の駅、到着した駅→仕事先までの利用が考えられるのです。

 

公共交通機関の例を挙げてみると、アムステルダム市内の10数本あるトラムの路線、4路線の地下鉄、無数のバス、鉄道などなど。首都ということもあって、どこに行くにも多くの選択肢があります。

 

先にも述べましたが、色々な場所に駐輪場が整備されており、鉄道の駅も例外ではありません。自分の住んでいるエリアのもっとも近くの駅にも、千台はゆうに停められるであろう駐輪場が設置されています。

 

こうした点から、公共交通機関が発達していると、短い区間の自転車の利用はむしろ促進されるのではないかと考えられます。

 

 

まとめ

自転車事情と自転車が有名になったと考えられる理由をまとめてみました。

 

正直なところ、「なぜオランダは自転車大国になったのか」に対する絶対的な答えはないと思いました。「これが理由だ」というよりも「これらが関係しているんじゃない?」という推測の域を出ません。「へぇ〜、そういう感じなんだ」くらいに思ってもらって、オランダの一端を知ってもらえればいいかなと思います。

 

何か気になることなどあればコメントでお願いします。それでは!

 

 

Dank u!

 

 

24, 日記 10/1~  

 

 

Hoi!

 

 

来週の木曜日に初めてのテストがあり、それに備えて勉強しなくてはと焦っているkenです!

 

 

2週間分の日記をまとめて投稿します~ 

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

・ウィーン旅行
・buddy groupでご飯会
・カレーライス作ってみた
・友達がやってきた
・2回目の風邪

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・ウィーン旅行

ウィーンに行ってきました。初の中欧です。モーツァルトが活躍した音楽の街、加えてカフェ文化が根付く街として有名です。

 

滞在中には、ウィーン・フィルのコンサートに行きました。歩いていたときに、たまたま「今夜のコンサートのチケットどう?」と話しかけられたので聞いてみたところ、立見席で€15のチケットがあったので買い、運良く行くことができました。とてつもなく感動しました。演奏のレベルのみならず、コンサートホールの音の響きや豪華な装飾、全てが一流でした。帰国までにもう一度行って、次は本場のオペラを見たいと思っています(笑)。

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コンサートのスタンディングオベーションの様子

 

また、ウィーンはカフェ文化がユネスコ無形文化遺産に登録されています。街中どこにでも良い雰囲気のカフェがあり、観光客のみならず地元の人もおしゃべりに楽しんでいました。ウィンナーコーヒーやウィーン発祥と言われるザッハトルテを堪能することもでき、とても良い旅行でした。

 

 

・buddy groupでご飯会

Buddy groupの韓国人の子の家で「韓国料理を食べる会」をしました。チャプチェと海苔のまぜご飯を作ってくれました。「本当は辛いソースをたくさん入れるんだよ!」と言っていましたが、辛いものに慣れていない私たちのために(ヨーロッパ出身者二人+私)辛さレベルMAXのものと辛くない二つのチャプチェを用意してくれました。辛い方は一口食べただけでギブアップしましたが、辛くない方はとっても美味しかったし、久しぶりにご飯も食べられたので嬉しかったです。

 

ご飯会だったので各国の食事事情について話しました。そこで「コメを朝から食べるなんて重すぎるよ!」とヨーロッパ出身の人に言われたことは衝撃的でした。日本人からすれば、コメを朝から食べても何も問題ありません。むしろ普通です。が、ヨーロッパの人にとって、コメは夕食に食べるくらいヘビーなメニューだそうです。こういう感覚の違いは面白いですね。

 

 

・カレーライス作ってみた

アジア圏の学生とご飯会をしたときのことです。近くにあるアジアンマーケットで売られていた、日本の倍以上するカレールーを買って作ってみました。

「なにこれ美味しい!」と言ってくれてホッとしましたが、水を多く入れすぎたせいでスープカレーみたいになってしまいました(笑)。次はもっと美味しく作ります!

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ジャパニーズカレー

 

 

・友達がやってきた

同じ大学からヨーロッパに留学中の友達が、週末を使ってアムステルダムに遊びに来てくれました!ダッチパンケーキを食べに行ったり、市内をぶらついたり、日本食を作ったりしてゆっくり過ごしました。思いっきり日本語で話せてリフレッシュできたので、切り替えて勉強頑張ります💪

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アムステルダムの中でも特に有名なお店らしい

 

 

・2回目の風邪

今、こっちにきてから2回目の風邪をひいています。日本にいたときよりも確実に高頻度です。友達が教えてくれたオランダ人向け万能薬とやらを飲んでいます。強そうな響きの名前なのですぐに効いてくれると信じています。

 

 

まとめ

こんな感じの2週間でした!日本ではそこまで強く感じませんでしたが、こっちに来てからは、友達と色々話しながらゆっくりご飯を食べる時間が本当に楽しくて幸せです。

 

明日は一日図書館にこもります!それでは!

 

Dank u!

 

23, -オランダの社会構成-

 

Hoi!

 

授業がないのでアムステルダム中心駅のそばにある図書館で勉強しているkenです!

 

 

オランダに来てから「面白い!」と思った文化を中心に取り上げていましたが、ふと、オランダ社会全般についてあまり書いていなかったことに気づきました。

 

そこで今日は備忘録がてら、オランダの社会構成を様々な統計を用いて紹介していきたいと思います。

 

若干データが多く、面白くないかもしれませんが、オランダ社会について興味がある方はぜひ読んでみてください!

 

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

・オランダの概観 ~国土/面積/首都/宗教~
・貿易 ~主要貿易相手国/輸出入産品~
・オランダに住む人々 ~人口と民族構成~

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・オランダの概観 ~国土/面積/首都/宗教~

 

☆国土

オランダはオランダ本土カリブ海の島々から構成されています。カリブ海に浮かぶ島々は、アルバ(Aruba)、キュラソー(Curacau)、セントマーチン(St Maartin)、ボネール諸島(the islands of Bonaire)、サバ(Saba)、セントユースタティウス(St Eustatius)です。

 

島々とオランダの歴史に簡単に。1636年からオランダの西インド会社がカリブ海の一部を領有し始め、1845年にオランダ領として6島が併合。第二次世界大戦後にはオランダ領アンティルという名前の下、自治権を獲得。しかし、1986年にアルバ島がアンティルから分離、2010年にはキュラソーとセントマーチンが分離した結果、解体へ。現在は各島が自治領もしくは自治体として存在。って感じだそうです。

 

ややこしいので詳しくは以下の参考文献を読んでください~~

オランダ領アンティル(オランダりょうアンティル)とは - コトバンク

 

 

☆面積

これらの島々も含めたオランダ領の面積はおよそ4.2万㎡で、およそ九州と同じくらいの面積(北海道の半分くらいの面積)になっています。日本と比べると、いかに小さいかがよくわかります。

 

 

☆首都

首都は私自身も住んでいるアムステルダムです。が、政治の中心はデン・ハーグに置かれています。国会議事堂(Binnenhof)や宮殿、各国の大使館、国連機関の一部である国際司法裁判所などなどはデン・ハーグに置かれています。

 

 

☆宗教

オランダに住んでいる人の統計を見てみると以下のようになっています。

 

キリスト教 カトリック: 24.4%

キリスト教 プロテスタント: 15.8%

イスラム教: 4.9%

ヒンズー教: 0.6%

仏教: 0.5%

無宗教/その他: 53.8%

オランダ基礎データ | 外務省

 

大半は無宗教だということです。しかし、アムステルダムのような大都市だと無宗教の人が多い傾向がある一方、地方部とかだと大幅に異なる可能性もあります。あくまで、オランダを平均するとこのデータになるということを捉えてください。

 

 

・貿易 ~主要貿易相手国/輸出入産品~

 

☆主要貿易相手国

日本と中国・アメリカのように繋がりが見えてくるかなと思いチェックしてみました。

 

先ほどの外務省のサイトではこうなっています。

輸出相手国:ドイツ,ベルギー,英国,フランス,米国

輸入相手国:ドイツ,ベルギー,中国,米国,英国

オランダ基礎データ | 外務省

 

違うサイトでは以下のようになっています。

輸出相手国:ドイツ,ベルギー(ルクセンブルク含む),英国,フランス,イタリア

輸入相手国:ドイツ,ベルギー,中国,米国,ロシア

https://oec.world/en/profile/country/nld/

 

当然ですが、オランダは両隣の国々を始め、EU域内の国々との関係が濃いようです。

 

見て分かるように、外務省のデータの輸入の3位に中国がつけています。地理的に離れたアジアにあるにも関わらず、中国の力強さ・存在感が大きいことが窺えます。

 

 

☆輸出入産品

いずれも金額ベースです。

 

 i, 輸出産品

機械類(machines)、化学・医薬品(chemical products)、石油精製品(mineral products)、食料(food stuffs)の順で多くなっています。おそらく特徴的なのは化学・医薬品の輸出でしょうか。

 

 ii, 輸入産品

機械類、石油精製品、化学・医薬品、運輸関連品目(transportation)という順番です。お隣ドイツから、車がたくさん輸入されているのではなかろうかと推測されます。

https://oec.world/en/profile/country/nld/

 

 

・オランダに住む人々 ~人口と民族構成~

 

☆人口

オランダの人口はおよそ1700万人です。アムステルダムにはおよそ82万人程度しか住んでいません。人口が東京に一極集中している日本と比べると、オランダでは各地方に人口が分散する傾向にあると言えるでしょう。このしくみに関してはまた後で詳しく取り上げます。

 

☆民族構成

民族の構成としては、およそ77%がゲルマン系オランダ人と言われています。移民として多いのは、トルコ、モロッコスリナムからの人々で、それぞれが2%程度占めています。2つめの統計を詳しく見てみると、先の3国にルーツを持つ人が40万人弱ずついることがわかります。

オランダの基本情報|地球の歩き方

OEC - Netherlands (NLD) Exports, Imports, and Trade Partners

 

これは非常に複雑な過程を示しています。

 

スリナムは、かつてオランダの植民地でありました。スリナムの独立に際して、より良い暮らしを求めて移民がやってきたというわけです。

 

一方、トルコ・モロッコはオランダの植民地ではありませんでした。もともとは1960年代に、労働力不足解消のため受け入れられた労働者達だったのです。本来ならば帰国させられるはずだった労働者でした。しかし彼らが家族を呼び寄せた結果、図らずも数が増えてしまい今に至るのだそうです。

コラム:オランダの光と影/労働政策研究・研修機構(JILPT)

 

 

 

まとめ

書いていてとても面白かったですが、細かくなりすぎてしまうのでこの辺で!もっと詳しく知りたい方は各リンクからとんでみてください~

 

信頼できるような大きな機関のデータを持ってくるようにしました。ただ、データを過信しすぎないよう、読む際は批判的な眼差しで見てもらえると嬉しいです!

 

何かあればコメントでお願いします!

 

それでは!

 

Dank u!